中2芸術鑑賞会「行きたい場所をどうぞ」
2024.12.04
去る11/25(月)、中2は練馬文化センター小ホールにて「行きたい場所をどうぞ」(作・瀬戸山美咲 演出・大谷賢治郎 主催:青年劇場)を鑑賞しました。
生徒たちは、生身の役者さんたちの眼差しや息づかいを感じながら舞台に没入。生徒たちの表情から、彼らの満足度の高さがわかりました。
終演後の役者さんとの座談会も非常に贅沢な機会でした。青年劇場の皆様、本当にありがとうございました。
以下、生徒たちの振り返りの抜粋です。
・演劇を観たのは初めてで、今までテレビやスマホでいいと思っていたが、演劇にしかない臨場感や迫力があってよかった。また、ロボットと人間の関わり方を、今までは文字や言葉だけで理解しようとしていたが、演劇のように目の前に見えるもので考えることができてよかった。
・ロボットの権利を通して人間のあるべき姿について考えた。
・おもしろかったです。まずそもそもちゃんとした演劇を観たことがなかったので見る前からワクワクしていました。主人公やその周りの人々やロボットたちの心情の変化だったり笑いだったり、とてものめりこんで(?)というかそんな感じでした。人間味って何だろうって考えさせられました。
・テレビドラマや映画では、決まった画角でしかストーリーを見ることができないから、どうしても「ドラマや映画を作る側」が見せたいような視点で物語を見ていくが、演劇においてはどんなところを注視するかは自由だし、(観客)それぞれの視点で同じものを見ることが新鮮で面白いなと感じました。
・とてもおもしろかったです。AI、人間、たくさんの登場人物がいましたが、そのどれもに見せ場があってワクワクしながら観ていました。主人公が母と仲違いし、たくさんの人と出会って行きたい場所に行く主人公の成長、そしてまた日常に戻る、というストーリー構成が「すずめの戸締り」に似ているなと感じました。(中略)本当におもしろかったです。地元でこういった公演があったら行こうという気になりました。